空港トイレの設備
国際空港のトイレって、国を問わず、今では、一応、どこも似たような仕様やクオリティーになってきていることが多いかと思います。画一化されてきたというのではなく、トイレの快適性や利便性で、ある程度、万人受けするという意味でグローバルスタンダード化というか、似てきているということです。
最近は、ビジネスクラスに乗っていなくても、マイレージの特典で、航空会社のラウンジを使えることが多いので、ラウンジのトイレを使うケースが殆どですが、空港内の一般のトイレも、一昔前に比べて、綺麗、快適なところが多い印象を受けます。
20年近く前に初めて訪れたミャンマーのヤンゴン国際空港のターミナルは、他の国であれば、地方空港レベルの設備で、なんとなく薄暗く、トイレも殆どがローカル仕様で、紙もなく、水もなかなか流れず、備え付けのバケツに残った水で流したことが非常に印象に残っています。なお、20年経った現在のヤンゴン国際空港は、全体設備もトイレも見違えるほど綺麗かつ快適になっていることは、併せてお伝えしておきます。
とは言っても、今でも、トイレの個室が、完全に区切られておらず、良く見ると、隣の人のふくらはぎや膝辺りまで見えてしまう造りの空港(アメリカ、タイ等)もありますが、これは空港というより、その国、地域の一般的なトイレ事情にかなり左右されているのかと思います。もちろん、このようなトイレでも、床のそばまで、頭を下げて覗くような真似をしない限り、隣の人と目が合うというようなことはないのですが😅
記憶に残るトイレ
なんとなく、どこの国の空港のトイレも、良い意味で似たり寄ったりになってきていますが、印象的な空港トイレと言う意味では、インドのデリー国際空港(インディラ・ガンディー国際空港)になるかと思います。
デリー国際空港は、いくつかのターミナルに別れており、以前は、移動が不便(階段のステップが高く、大きい荷物を持っての移動が非常に不便だったターミナル間移動バス)や特に国内線のターミナルは昼間も薄暗かったりで、あまり好きな空港ではありませんでした。
国際線ターミナルは、設備や雰囲気が、国内線ターミナルに比べて幾分マシと言う感じの印象でした。
2010年に国際線メインかつ一部国内線も入っている「ターミナル3」が新設(改修?)され、ターミナルの設備や雰囲気もかなりレベルアップしました。自分の乗る搭乗ゲートが端の方だと、以前に比べて、歩く距離と時間が増えたりという弊害はありますが。。。。
このデリー国際空港のターミナル3にあるトイレが、非常に印象的です。
正確に言うと、トイレの設備というより、トイレの入り口の写真がです。
今でこそ慣れましたが、最初に見た時は、一瞬、「どちらがどっち?」と考えてしまいました(よく見れば、男性、女性はすぐ判るのですが、文字での表記もなく、写真のインパクトが強すぎて。。。)。
いくつか、写真のパターン(来ている民族衣装やモデルの違い)がありますが、それを見るのも楽しいかもしれません(あいにく、全部を写真に収める甲斐性は自分にありませんでしたが😅)
インドの他の空港もいくつか訪れたことがありますが、自分が訪れたインドの他の空港では、このようなトイレは、まだ見たことがありません。 デリー国際空港の他のターミナルのトイレは、注意して見ていたわけではないですが、入口に男女の写真の記憶が残っていないので、ターミナル3特有なのかもしれません。
いずれにせよ、記憶、印象に残る空港トイレでした!!
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